育苗という仕事

  • 畑に植えてからの生育に

    最も重要な時期です!

    苗半作

    なえはんさく

    という言葉をご存知でしょうか?

    農業界には「苗半作」という言葉があります。
    苗作りが終われば、その作は半分終わったようなものという意味です。ヒトの場合、成人するまでに身に付けた「体力・知力・思考力・社交性・価値観」といったものが、その後の人生に大きく影響を与えますが、植物においても苗の状態が、畑に植えてからの生育に大きな影響をもたらします。

  • 苗づくりの
    難しさ

    簡単じゃない!

    栽培全体の中で、「苗の質」というものは非常に大切であるにも関わらず、「良い苗」を作ることは簡単ではありません。種子の品質、品種特性、植物生理、その時期の環境条件、これらを全て理解しながら、瞬間瞬間で、「最適な環境」を提供する必要があります。「最適な環境」とは植物の生育ステージや品目・品種によって異なるため、苗作りには非常に高度な知識と経験、技術が必要になります。

    熟練の接木スタッフと

    高度な栽培管理技術!

から育てるメリット

  1. メリット

    植えてから収獲までの
    期間が短い

    通常より遅い6月の末に苗からキュウリの栽培を始めましたが、約ひと月後から収穫ができるようになりました。
    このように、栽培を始めた時期が遅くても育てることができるという点も、苗から栽培を始めるメリットとなります。

  2. メリット

    苗がある程度育って
    いるので育てやすい

    苗から栽培をする場合、ある程度の大きさに育ったものを植え付けるので、雨や風でダメになることもなく、また植え付け時期が遅れていても成長してくれます。

苗のこだわり「豊穰」

全ての工程において常に細かく気配りし、生産者の方々に安定して栽培していただける苗の供給を目指して、土づくりからこだわり安心して植えていただける苗を生産します。  

日本の農業、農家のために

農家の方が当社の苗を植えて、より多く収穫できることが育苗においての最大値。
育苗の手間を負担することで、「日本の農業を支える」責任と気概をもって取り組んでいます。

良質な接木苗の安定供給

接木しやすいしっかりとした強い苗を生産し、1本1本丁寧で確実な接木作業と接木後の栽培管理に手間暇と適度なストレスを与え、環境変化にも負けない強い苗を仕立てます。

先進技術と古典的な手法の融合

10年先を見据えた生産体制。他社よりもいち早く機械化を導入、省力化と省人化を実現してきました。さらなる安定した品質の生産を行うためにも先進技術の開発を推進します。